免許の種類受験資格免許取得資格
一級小型船舶操縦士17歳9か月から18歳以上
二級小型船舶操縦士15歳9か月から16歳以上
二級小型船舶操縦士(湖川)15歳9か月から16歳以上
特殊小型船舶操縦士(水上オートバイ)15歳9か月から16歳以上

※二級免許について年齢が18歳未満の方は、操縦できるボートの大きさが5トン未満に限定されます。
18歳に達すると、特に手続きは必要なくこの限定は解除され、次回免許証更新時には限定のない免許証が発行されます。
視力・聴力_色覚及など身体機能障害に関して取得時に検査があります。
身体検査合格基準が不安な方はJMRA身体適性相談コーナーをご覧ください。

免許の種類は3種類

免許は、操縦できる水面の範囲や船の種類によって一級小型船舶操縦士・二級小型船舶操縦士・特殊小型船舶操縦士に分かれています。
小型船舶操縦士の免許については、国際的な取り決めが無く、各国独自の免許制度になっており、免許制度そのものの存在がない場合もあります。
従って日本で取得した免許を海外で使用、又は海外で取得した免許を日本で使用することは基本的にできません。(ヨットレース等で特例を認める場合があります。)詳しくは、関係国の大使館等にお問い合わせください。

学科試験と実技試験

1.学科試験
 1級:50問(2級)+14問(上級運航)
 2級:50問
 特殊小型:50問

2.実技試験
 内容:船の操縦、ロープワーク(船と桟橋を繋ぎ止める作業)
 多くの人は、学科は独学で試験を受験し、実技は教習所で受講した後に実技試験を受験するパターンを選択しています。
 これが最も安く短期間で免許を取得する方法となっています

上位免許のステップアップ
小型船舶免許をお持ちの方が上級の免許を取得する場合は、受験科目の免除を受けることができます。現在お持ちの免許証が失効していても、その資格に対しての科目免除が受けられます。
•注1:二級(湖川)をお持ちの方の免除科目はありません。
•注2:海技士(航海)をお持ちの方の免除科目は、「交通の方法」「運航(特殊の「運航」は除く。)」「上級運航Ⅰ」となります。
•注3:海技士(機関)をお持ちの方の免除科目は、「上級運航II」となります。
•※例えば、海技士(航海)・海技士(機関)・旧四級小型船舶操縦士の3種の資格をお持ちの方が一級を受験する場合は、身体検査のみとなります。